ロスト・メモリーズ:不思議な作品だが…

韓国好きですか?と訊かれたら、「好きになりたいと思ってます」と答えたいと考えています。
…いやまあ、韓国ってそこまで悪いイメージで見られないんですよ。(汗)


過日、石原知事のオリンピック誘致計画について批判的な見地からWikipediaを渉猟しておりましたら、なぜかこの作品に行き着いたのであります。

ロスト・メモリーズ [DVD]

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1909年、安重根による伊藤博文の暗殺が失敗したのを始まりに、第二次世界大戦に日本が連合国側で参加して勝利。戦後も大国として、2009年に至っても日本統治下のままの京城(ソウル)を舞台にした物語。
日本の特定の思想を持った方々ならまだしも、なぜあれほどに歴史認識にこだわる韓国人の監督が、このような設定の映画を撮り得たのか…?
気になって仕方なかったので、5年ぶりぐらいにレンタルビデオに行きました。(弱)*1


まあ蓋を開けてみると、「日本人ひでぇや」的な話だったのですが、ある程度の根拠は用意されていて、そこまで不快感は起こりませんでした。…個人的には。
で、前述したような世界観なので、公式な場では日本語が話されているし、屋外広告もどこかで見たような物ばかり。よく研究されてるな…、と思って観ました。結局のところはあくまでもアクション映画なので、突っ込みどころは盛りだくさんでしたけれども(汗)、主演のチャン・ドンゴンさんと、日本からは仲村トオルさん、かっこええなー…、とか思いつつ観賞。


でまあ総論としては、観賞する人を選ぶ作品だなと思いました。(この結論はどうなんだ)

*1:「最近はDVDなのね…(遠い目)」←こんな感じでした