勤労感謝の日

国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)によると、

勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう。


という日だそうであります。
しかしまあ、最近の社会を見ていると、若者にとっては「定期雇用に就いている事を感謝する日」になっているような気がして、嘆かわしい気がします。


ちなみに、この法律の第1条[意義]には、

自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞつて祝い、感謝し、また記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。


とあります。
特にここ数ヶ月の世界の経済情勢や、国内の立場ある人たちの様々な失言、凶悪犯罪などを考えてみるに、条文の理念が考えられた時代とは比べものにならない時代になっているんだなぁ…、などと思ってみたりしています。


10年後、20年後には、どんな社会になっているんだろう…?その頃、この自分が生きてるか死んでるかはともかく。