日曜探偵

年末年始で動画の圧縮タスクがたまりにたまっているため、今日もネトゲには走れません。
ということで、今日は今日とて、DVDレコーダーを使いこなすべく、LDから録画してみたり、なぜか積みDVDを観ていたりしました。


今日観ていたのは主に今世紀に入ってからのアニメの映像特典中心ですが、それとは無関係に一番懐かしかったのは、1992年に発表されたミュージシャンの遊佐未森さんのLD「東京BOOK」。音楽LDですが、これ、ドラマ仕立てになっています。
遊佐さんが日曜探偵・桃野実梨に扮し、少し懐かしい東京で、いくつかの小さな事件に遭遇していきます。
内容を一言で表現するのは難しいけれど、遊佐さんの歌と同様、色々な事を感じさせる作品です。
そのエンディングに流れるのは、遊佐さんの名曲「東京の空の下」…。
遊佐さん自身、東芝EMIに移籍して何年でしょうか…?そんな事もあってか、このLDはDVD化されていません。残念。


にしても、売上至上主義の音楽業界にあって、あの頃のEPICソニーは、意欲的な良作が多かった気がするなぁ…。JUDY AND MARYがデビューしたのも90年代半ばだったと思います。
あの頃よりは技術は発達しているはずだけど、流通コストを下げて実験的な作品に取り組む姿勢は、今の業界にもないような気がします。
そろそろ既存のメーカーではなく、パッケージ販売なしで安価にPCや携帯向けに楽曲をネット販売する音楽レーベルが、ビジネスモデルとして成立してもいい時期ではないでしょうか…?(きっと知らないだけでありそうですが…orz)