有馬記念に驚いた

何を季節外れな!と踏んでしまわれた方、ごめんなさい。(弱)


東京・世田谷の砧にある、NHK放送技術研究所では、毎年1回、この時期に、研究所のオーブンイベント・技研公開を開催しています。結構行っているわけで、今年も行ってきました。
…といっても、地上波デジタルスタート前後は色々あったものの、最近は大きなトピックも少なく。とりあえずスーパーハイビジョンのテスト映像上映を楽しみに行ったのであります。
今年の映像は、有馬記念と、首都圏の空撮映像。
スーパーハイビジョンの仕様自体、横7680画素×縦4320画素という無茶なスペックなものなのですが*1、これを大スクリーンと本格的な音響で視聴するとなると、映画よりも遙かにすごい映像になります。
競馬の映像では、ファンファーレに沸く観客席、地響きなどが、空撮映像では、地上の車や遠方の建物のディテールまでが見てとれ、やっぱりすごいわー、というのが率直な感想。同行の人と、ちょっと気持ち悪くなったね…、と思わず笑ってしまったくらいです。
残念ながら、伝送系などの技術は充実してきている一方で、撮影や視聴デバイスの開発はまだ途上の模様。


技術系の話は難しくてわからないのですが、わかりやすく見せよう!という意欲を毎年感じます。そして、何か新しい物が見られます。立体テレビとかおもしろかったです…。だって、専用メガネいらないんですよ!(いつの時代だ)


何となく薦めてみたPさんも行ったようですが、それなりに楽しんできたようです。
今年からはイメージキャラクタもできて、より親しみやすくなった(?)技研公開。来年はどんなかなぁ?

*1:ハイビジョンは1920×1080と考えると、スーパーハイビジョンは縦横4倍ですね。